あぁ大学4回生

さて今日から12月。朝なんかはだいぶ寒くなって、冬らしくなってきた。それでもイルミネーションは綺麗やし、街の人達の装いも手伝って、雰囲気は悪くない。

何気ないことやけど、最近よく幸せと不安について考える。別に幸せ⇔不安という事は言いたいのではなくて、「何が幸せなんかな」とか、「この不安がなくなればいいのに」とか、そんなありがちな事に頭を巡らせてはモヤモヤしてる。

不安の原因はなんやろうか。人間関係だったり就職のことだったり、もっと大きな意味での将来のこと、卒論の審査落ちたら、とかパーソナルな事柄だけでなくて、社会的なもの、いじめの問題、虐待する親、教育の方向性が見えないこと、汚職事件の数々・・頭を悩ませることが多い。

本で読んだけど、日本人って世界で一番思い悩んでしまうらしい。経済的にめちゃめちゃ豊かな国やけど、自殺者数は世界一位。ちなみにフィジーには過労死って言葉は無いらしい。

あとついでに面白かったのを紹介しておくと、米国では、日本で使われているようなニュアンスでの「格差社会」・「勝ち組・負け組」って言葉が無いらしい。それだけ勝手に日本人が「成果主義」に影響受けてしまってるんやろね。

日本人って絶対競争意識激しい。年功序列とかは、競争意識を極力抑え込むためのもんやったと思う。競争が発生すると、あれもせな、これもせな、って仕事仕事になって余裕がなくなる気がする。将来も安定しーひんから、それがますます不安にさせる。

レースに勝った人は経済的に豊かになっても、心も体も疲弊しきってるんちゃうやろか。
レースに負けた人は、自分のその立場に満足できんくてイライラし、金銭的な心配を抱く。
「勝ち組」も「負け組」も幸せになれない社会。

まぁ例外も、もちろんあるやろうけど。

不安は大きくても、幸せになれる条件は案外簡単なもの。自分が大切にしたい人と話したり、仲間と遊んだり、旅行にいって普段とは違うものに触れてみたり。そんなことでリフレッシュする。

社会の仲間入りをしても、ずっとリフレッシュできる環境が欲しいし、心に余裕も持ちたい。働いてばっかりで息抜きがないと、とてもじゃないけどやっていかれへん。

と、先にいいわけを作ってしまう就職を控えた大学4回生の戯言でした。遊びいってきます。